2012年7月26日木曜日

ケニア編突入~超絶国境越え41時間~ DAY2


~あらすじ~

東アフリカ縦断バックパッカーの間で悪名高い「エチオピア→ケニア国境越え」...
言葉の通じぬバスで直角のカタい椅子に悪態づきながら座り続け、週末に時折現れ全てを-時には命まで-奪い去るという山賊集団に怯え、けれど車窓からの青空は広く遠く澄み渡り、飛行機を使えばよかったななんて後悔も感じながらも、アフリカの巨大さを全身を以って体感しながら、バスは今日も悪路を進むのであった...。(→移動一日目の記事)




(以下、手日記より抜粋)




【7月21日 移動二日目】

朝5:00にバス停へ。眠いし寒い。

今日は国境の町モヤレまで朝食休憩のみで移動した。そうとは知らず朝食を食べ逃し、ずっと腹減ってた。
朝食休憩のとき、寄ってきた少年。肌の色もより黒い人が多くなった。

道中、音楽聴きながら徐々に変わってゆく景色を眺めてた。藍坊主の「空」と「テールランプ」をリピート。

昨日の山道走行とは打って変わって、平地を走る時間が増えた。







背の高いサボテンが並ぶ荒野が、アフリカっぽい大きな木陰の木々が広がるサバンナになっていく。(野生動物いないかなーって見てたらインパラが飛び出してきた!興奮!)

蟻塚の色はそこの土の色で様々。茶、赤、白...形も、尖ったり丸まってたり、異様に高かったり太かったり、木の枝がくっついていたり....おもしろい。

空は気持ちのいい水色。綿菓子きってちぎったみたいな雲がモコモコしてる。アディスにしばらくいたからか、空がすんごく広くて大きい。

景色が数10kmでこんなに変わるもんなんか。不思議。



そうこうしている間にバスはとうとうモヤレ(エチオピア側)に到着!本日の走行時間は9時間也。

1番座席のおかげでそこまで辛くなかったかなー。景色が徐々にアフリカっぽくなってって、人々もだんだん腰布巻いたりとアフリカン!って感じになってって、そういう変化感じながらのバス旅って、イイ。


モヤレは人でごちゃっとしてる。バス降りると群がってくる荷物持ちや、「ただ君を助けたいだけだ」とかぬかす奴ら。どこ行ってもコレだなw

アグネスおばちゃんに大人しく付いて行くと、しつこい男×2が付いてくる...。仕方なくミニバスでイミグレーションに向かったが、混んでてゲート開けて貰えず。しばらく待ち、頼み続けてたらやっと開けてくれたけど、一瞬でスタンプもらって通過w なんだったんだw



そしてアグネスおばちゃんと今日中に国境を超えケニア側へ!!ついにっ、ケニア!!!随分遠くまで来ちゃったなあー。

おばちゃんと一緒に両替し(1$=75Ksh、1B=4.4Ksh とレート悪し 1Ksh=1円で計算してます)、翌朝ナイロビへ向かうバスチケット購入。けっこう普通のバスがあって驚き。ローリーとかいうトラック乗りたかったけど、おばちゃんもバス乗るって言うし、まあいっか、っていう。NOと言えない日本人!

バスチケット所で日本語上手な韓国人と、アスワン・スーダン・エチオピアとあちらこちらで遭遇し続けている70歳のじいさん、アンドリューに再び遭遇www

ホテル探しもアグネスが一緒に来てくれたおかげでローカルプライス(バス停前の建物3階、250Ksh)で泊まれた。レストランへ行くと「チャパティ+小松菜?+肉」が出てきた。インジェラじゃない!感動!うまい!

アグネスは知り合いの家に泊まるらしく、一旦お別れ。ほんと、このアフリカンビッグママのおかげで相当助かった。「有難う~」って言うと、「助けが必要な人を心から助けるのはカミサマの教えよワハハハハ!」って。涙出るわ。

夕暮れ後、屋上から電灯が灯され始めたモヤレの町を眺めてた。国境の町ってどこも独特の雰囲気。ローカルはけっこ行き来してるし、言葉もスワヒリとアムハラどっちも話す人多いし、通貨もどっちでも使えるし。日本で県境越えるのとは訳が違う。

明日のバスは朝7:00発!エチオピアと違って普通の時間だ!いやっほー!





DAY3へつづく...


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